日広建設発株式会社

---

line

title
 
会社概要
 
社長あいさつ
 
採用情報


当社が考えるゼネコンについて、他のゼネコンの事はわからないので、あくまでも当社が施工している範疇の話になります。何故、一般論ではないのかは
ゼネコンと一口に言っても、企業や経営スタイルによって、まったく別物の様に感じるからです。

当社の顧客は、主にマンションデベロッパー(事業主)になります。
当社では、 事業主が事業化の為の土地を仕入れる際、建築コストの概算を算出したり、コストダウンのアドバイスをしたり、事業化への協力をしています。
その後事業主が設計事務所に依頼し、確認申請や実施設計を行っていきます。当然事業主にとっては商品なので、間取りや仕様なども決めていきます。

当社の経験上、設計図書通りに本見積りをすると、大抵の場合概算金額を大きく上回ります。理由としては、仕様が上がっていたり、構造が大幅に変わっていたりするからです。もちろん、概算が間違えたケースが皆無とは言えませんが。設計士の一本の線にはそれだけお金がかかるというわけです。事業主は、他社へも見積りを依頼しているケースがほとんどなので、当社の見積りの妥当性は確認していただきます。
このままでは、事業化出来ないので、VE(性能を維持して安価なものを使用)とCD(取りやめ)を行います。大抵の場合には、妥協点を見つけて事業を進めます。それでも無理な場合は、プランの見直し、事業化の見直しをすることになります。

いよいよ施工開始になります。着工してしばらくは、定例会議で詳細の検討を開始します。設計図書から詳細部分は、現場で施工図を作成し施工図に従って各専門業者が施工していきます。近年の建物は、設備が充実しているため配管勾配や経路など十分に検討しないと、構造上の欠陥、機能低下の原因となります。また、図面から欠落したものの発見やクレームの発生が予想される部分の仕様を変更したりすることも重要な打ち合わせ事項になります。

当社は、他のゼネコンより3倍質疑事項が多いと言われることもあります。図面通り施工することが仕事だと考えるゼネコンもあるようですが、経験上、やっぱりそれなりにしか出来上がっていきません。各工種との打合せを充分行うことで、品質が向上していきます。

施工中は設計事務所の検査や役所の中間検査などが要所要所であります。当社では、品質管理上さらに細かく品質の検査を実施します。仕上がってしまうと隠れてしまう部分などは、特に注意して確認する様に心がけています。最終段階では、検査機関の竣工検査や消防検査、事業主検査、エンドユーザーの検査などを経て、合格したものを事業主に引き渡します。

引き渡し後も、定期的検査の実施を行い、アフターサービス期間中のものは無償にて修繕することになっています。クレームの多い物件は、事業主の担当者も後々まで煩わしい思いをさせてしまいます。そのためにも、クレームが発生しないように心がけています。

さらに、細かいことを言えば、監督によっても変わってきます。普通、設計事務所が設計監理をしているのだから、だれが施工しても同じ建物が出来ると考えますが、ほとんどのケースで変わってきます。変わってくると言っても、建物の広さ、高さや使用している什器設備が変わるという訳ではありません。
何が違うかと言えば、できばえ、使い勝手や耐久性です。
料理で言えば、同じレシピでも作り方で、できは違います。また、料理を盛りつける皿を温めたりするのとしないのでは、料理をおいしく食べられる時間も変わってしまいます。ちょっとした心遣いで変わるのです。料理なら、おいしいと感じることが出来るのですが、良い建物と感じることは普通ないので、わかりにくいです。
建物というと、売主・眺望・立地・外観などが判断基準になってしまいます。しかし、本当に施工の良い建物とは、はっきりした違いがあるのです。良い建物とは、日常生活が何事もなく過ごせる建物なのです。何事もないので、感じることが無いのです。まったく、トラブルがないとは、考えられないと思いますが、少ないのです。


当社は都心を中心にマンションを建設しており、良い建物になる為に心がけていることがあります。

一つめは、施主、設計事務所、施工会社の連携を密にすること、適正な価格と適正な工期を守ること、そしてその建設地の状況を正確に把握することです。
これを守らないと100%良い施工の建物はできません。信頼関係を築いていくことが、大切になります。

二つめは、施工会社として、品質低下を招く恐れのある減額案に応じないことと、提案しないことです。施主や設計事務所からの要求事項でなくても、当社の経験からやらなければならないことは、十分説明して施工します。
そうすることによって、後日、クレームとして発生する可能性が激減します。技術者として、愛のこもった建物を目指していくことを大切にしています。

三つ目は、施工技術や知識を日々向上することです。また、各工種の良い専門業者との連携も重要です。無知な為、正しいと思ったことが、間違いだったりすることや基準法改正に伴って今までにないクレームなどが発生することがあります。技術の伴った善良な魂を持つ技術者の集団を目指しています。



 

 

日広建設株式会社
代表取締役中山 智晃